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検索エンジンの評価の仕組み(9):外部要因と最適化

基本的には数が多いほど良いとされる被リンクですが、その内容によっては評価が上がらないケースがあります。それでは、どのような被リンクを獲得するのが効果的なのかを見ていきましょう。

・リンク数
・リンクテキスト
・外部サイトの質とテーマ

同じ数だけ被リンクを張ってもらっている状態でも、検索エンジンの評価は次のようなポイントによって違ってきます。必ず留意しておきましょう。

<評価が上がる>
◎被リンク元のサイトが検索エンジンから高い評価を得ている
◎被リンク元のサイトが自サイトと同じジャンル(テーマ)の内容を扱っている
◎被リンク元のリンクテキスト(*)に自サイトのキーワードが含まれている

<評価が上がらない>
×被リンク元のサイトが検索エンジンから悪い評価を得ている
×被リンク元のサイトが自サイトと異なるジャンル(テーマ)の内容を扱っている
×被リンク元のリンクテキスト(*)に全く関係のないキーワードが含まれている

(*)リンクテキスト…HTML上の、<a>タグで囲まれた部分のこと。例:<a href=”http://www.abc.com”>ダイビングスクールならココです</a>

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検索エンジンの評価の仕組み(8):外部要因と最適化

外部要因としての評価のポイントは3つあります。今回はリンク数について学びましょう。

・リンク数
・リンクテキスト
・外部サイトの質とテーマ

基本的には、たくさんの外部サイトからリンクされている(=被リンク)ページは「人気がある」あるいは「信頼されている」ページであると検索エンジ ンから評価されます。ですが、被リンクは自力でできるわけではないのですこし厄介ですね。他者の目にとまり、被リンクを少しでも多く獲得するための対策を いくつかあげておきましょう。

●サイト上で”リンクフリー”を表示
(*)外部サイトが自サイトへのリンクを張る際、許可申請などが不要であること
●ディレクトリ型検索エンジンへ登録
(*)Yahoo!カテゴリが有名。Yahoo!にWebサイトを審査してもらい、有益であると認められればカテゴリー登録してくれるサービス
●ソーシャルブックマークへ登録
(*)気に入ったWebページのブックマークをインターネット上に公開して多くのユーザーで共有できるサービス

ただし、注意点として、やたらと被リンクの数が多いだけではいけないケースもありますので次回解説します。

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検索エンジンの評価の仕組み(7):外部要因と最適化

これまでは「自社のWebサイトそのもの」に対して、検索エンジンが行う評価のポイント(=内部要因)と対策について見てきました。今回からは、「自社のWebページと外部のWebページとの関係性」に対しての検索エンジンが行う評価ポイント(=外部要因)を学びます。

最近の傾向では、内部要因よりも外部要因に比重を置いている(7~8割)検索エンジンがほとんどですので、しっかり理解しておきましょう!

さて、「自社のWebページと外部のWebページとの関係性」とは何のことでしょうか?
これは自社のWebページが外部のWebページからどのようにどれだけリンクされているか、ということです。検索エンジンはそれを調べて評価を行います。 ですので単純にいうと、外部からのリンクをいかに増やすか、がこの対策のメインになってきます。但し、そのリンクの内容によっては評価を下げてしまうケー スもありますので、むやみに増やせばいいというものでもありません。

次回からは、その理由も含め、次のポイントについて解説していきます。

・リンク数
・リンクテキスト
・外部サイトの質とテーマ

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検索エンジンの評価の仕組み(6):内部要因と最適化

検索エンジンの評価要素とその対策について、ひきつづき学びましょう。

今回は、テーマについてみてみます。

・マークアップ
・キーワード
・サイト内リンク
・アウトバウンドリンク
・テーマ

テーマとは、Webサイトに掲載している情報がどんなジャンルで、どんな内容の情報を伝えようとしているか、という意味です。検索エンジンはユー ザーが検索するときに入力したキーワードに対して、一致する、またはより近い「テーマ」のWebサイトから順に上位表示しますので、このテーマを検索エン ジンに正確に知ってもらうことは非常に重要なステップとなります。

検索エンジンはWebページのtitle要素(<title>)や出現頻度の高いキーワードから、そのサイトのテーマが何であるか判断しています。

さらに、同じテーマのサイトへのアウトバウンドリンク(*外部のサイトへのリンク)や、インバウンドリンク(*外部のサイトからのリンク)を張っていると、そのWebサイトはより高い評価を得ることができます!

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検索エンジンの評価の仕組み(5):内部要因と最適化

検索エンジンの評価要素とその対策について、ひきつづき学びましょう。
今回は、アウトバウンドリンクについてみてみます。

・マークアップ
・キーワード
・サイト内リンク
・アウトバウンドリンク
・テーマ

まず、アウトバウンドリンクとは何でしょうか。アウトバウンド(=outbound)とは「外部へ」という意味です。+リンクで、自社Webサイトのページ上から外部のWebサイトに対して張られたリンクのことをこう呼びます。

このアウトバウンドリンクの内容も検索エンジンが評価します。
以下に評価のポイントをあげておきます。

<評価があがる!◎>
自社のWebサイトに掲載しているテーマと合致する外部サイトへリンクしていること。逆に、関連性のない外部サイトへのリンクが多数掲載されていると評価が下がります。

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検索エンジンの評価の仕組み(4):内部要因と最適化

検索エンジンの評価要素とその対策について、ひきつづき学びましょう。
今回は、サイト内リンクについてみてみます。

・マークアップ
・キーワード
・サイト内リンク
・アウトバウンドリンク
・テーマ

サイト内リンクとは、同じサイト内で各ページからほかのページに張られたリンクのことです。たとえばトップページから各メニューのインデックスページに張られたリンクなどがわかりやすいでしょう。検索エンジンはこの内部リンクを辿ってサイト内の各ページを探していきます。
このとき、サイト内を探しやすいようにサイト内リンクが張られていると、検索エンジンもスムーズに仕事ができる訳です。すべてのコンテンツを検索エンジンにもれなく辿ってもらえるようにするための、代表的な対策をあげておきましょう。

1.各ページにナビゲーションを表示する。
(*)ナビゲーション...HOME > 書籍 > コンピュータ > 読み物 > 詳細
2.トップページからの階層的なリンクだけでなく、各ページ同士を相互リンクでつなげる。
3.サイトの索引ページ、”サイトマップ”を作る。(サイト内の全コンテンツへのリンクを載せる。)
(*)1ページのリンク数には上限があるため、もしページ数が膨大な場合はカテゴリごとに分けて複数のサイトマップを作成する方法があります。

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検索エンジンの評価の仕組み(3):内部要因と最適化

検索エンジンの評価要素とその対策について、ひきつづき学びましょう。
内部要因としては以下のようなポイントがあります。

・マークアップ
・キーワード
・サイト内リンク
・アウトバウンドリンク
・テーマ

今回は、キーワードについてみてみます。

検索エンジンはWebページに掲載されているテキストデータを読み込み、そのページのキーワードとなる言葉を調査し、登録します。そして、検索サイ ト上でユーザーが同じキーワードを入力したときに、関連のあるページとしてWebページを検索結果に表示してくれます。ですので、私たちが「検索された い」語句をキーワードとして、検索エンジンに正しく認識してもらう必要があるんですね。
また、キーワードは1つだけ認識されるわけではありません。Webページに掲載されている言葉は、重み付けがおこなわれた上で、いずれもキーワードとして認識されます。

重み付けは、次のような内容でおこなわれるのが主流です。

1.キーワードの出現位置(=マークアップされている箇所など)
2.キーワードの近接度(=複数のキーワードの組み合わせたい場合は、近くにあるほどよい)
3.キーワードの出現頻度(=多いほどよい)

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検索エンジンの評価の仕組み(2):内部要因と最適化

検索エンジンの評価要素とその対策について、ひきつづき学んでいきましょう。
内部要因としては以下のようなポイントがあります。

・マークアップ
・キーワード
・サイト内リンク
・アウトバウンドリンク
・テーマ

今回はこのうちの、マークアップについてみてみます。

検索エンジンは集めたWebページ(HTMLファイル)の、”マークアップ”されているテキスト部分を重視して読み込みます。
”マークアップ”とは、かんたんにいうと、通常のテキストがどんな情報を持つのかをコンピュータに理解させる目的で、そのテキストに『記号』で印をつけていくことです。例えば、こんな感じです。

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HTMLファイルのテキストに対して、上記のように決められたルールに沿って、印(=タグと呼びます。)をつけていきます。
これによって検索エンジンは「ここがタイトルですね。」「ここが強調したいとこなんですね。」と、意味をかんたんに知ることができます。しっかりマーク アップされたHTMLファイルであれば、Webページの分析作業が非常にスムーズにすすみ、結果的に高い評価につながるのです!

参考に、代表的なマークアップ要素をあげておきます。

1.タイトル、見出し(title、 h要素)
2.リンク(a要素)
3.強調(em、strong要素)
4.meta要素(keyword、description)

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検索エンジンの評価の仕組み(1):基本

Googleをはじめとした検索エンジンは、毎日、次のような仕事を行い、表示順位を決めています。
1.インターネット上にあるWebサイトのページを自動的に収集する
2.集めたページを調査・分析する
3.それぞれのWebサイトを評価する

今回から、2.と3.にスポットを当てて、検索エンジンの評価の仕組みについて詳しく学びましょう。少し難しそうに感じるかもしれませんが、この仕組みを知っておきさえすればSEO対策の近道ができます!がんばってみていきましょう。

・何が評価されるのか?

まず、検索エンジンは次のふたつの要素で評価をおこないます。

A.検索対象となるWebページそのもの。

(=「内部要因」と呼びます)

集めたWebページのHTMLファイルの内容(テキスト)を解析し、キーワードとの関連性などを調べます。具体的には、HTMLファイルのテキストを読み、単語に分解し、その単語ごとに出現頻度や出現場所などを調べていきます。

B.そのWebページとほかのWebページとの関係性。

(=「外部要因」と呼びます)

あるWebページがほかのWebページからリンクされているかを調べます。基本的には多くリンクされているほど、そのページは「人気がある」「信頼されている」と評価します。

次回は「内部要因」について詳しく説明します。(つづく)

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Webサイトの構成を考える

Webサイトは複数のWebページで作られます。その中で同じ内容やテーマのものをカテゴリとして整理、構成していくのが一般的ですが、次の2つのポイントをまず最初に考えておくことが大切です。

1.サイトテーマを考える
2.コンテンツを階層的にカテゴリ分類する

<解説>
1.検索エンジンはWebページの「サイトテーマ」と呼ばれるものを評価します。例えば、SEOコンサルティング会社のWebサイトは「SEO」というテーマで括り、そのテーマを検索エンジンに認識してもらいます。
[具体的な方法]

  • HTMLデータ内のtitle要素(*Webページのタイトルとなるものです)にテーマをあらわすキーワードを入れる。
  • HTMLデータ内のa要素(*ほかのWebページへのリンクを定義するもの)にテーマをあらわすキーワードを入れる。

2.カテゴリ分類をしっかり行うことで、検索エンジンからサイトへ導く為の検索キーワードを選定しやすくします。さらに、各カテゴリ間をつなぐサイト内でのリンクを増やし、SEO効果を高めます。
[具体的な方法]

  • トップページを頂点として内容やテーマによって階層状に分類する。(縦構造でバラバラに存在させないように!)
  • そのコンテンツ階層を、各ページにナビゲーション(”HOME > 書籍 > コンピュータ > 読み物 > 詳細” のような表記。)として掲載する。
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