キーワードには、ビッグワードとスモールワードと呼ばれる分類があります。
ビッグワードとは、「犬」のように、汎用的な表現で検索結果件数が非常に多い言葉を指します。(今、検索してみたところ、Yahoo!Japanでは、約 211,000,000件が検索されました。)
それに対し、スモールワードとは、例えば「ドッグトレーニング」のように、具体的な目的・特徴・地域などで絞られた言葉で、検索結果件数が比較的少ない言葉を指します。(Yahoo!Japanで、約 280,000件が検索されました。)
もし、ビッグワードで上位表示を実現すれば、あなたのサイトは大変多くのユーザーの目に留まることになります。でもデメリットもあります。検索結果が多いということは、競争相手が多いということです。SEO難易度がそれだけ高く、かなりの費用がかかることが見込まれます。
スモールワードで上位表示を実現した場合は、ビッグワードに比べるとあなたのサイトはユーザーの目に留まることは少なくなるかも知れません。でも逆にメリットもあります。
インターネットで検索するユーザーは、何らかの目的を持って検索しているわけですよね。あなたが犬のしつけ教室のオーナーならば、「犬のしつけ」に困って いる人だけに検索されたいわけですから、スモールワードは、ターゲットを絞ることができ、あなたとユーザーの出会い率が上がることにもつながります。
「あなたが提供したいもの」と「ユーザーニーズ」のバランスをよく考えた上でキーワードを選ぶことが大切です。