Google、AMPをモバイル検索に反映を正式公開|SEOへの影響は?

Google は 9 月 20 日、今年 2 月に導入を開始した「 Accelerated Mobile Pages(AMP)」を、検索結果全体に提供することを公式に発表しました。

今後モバイル検索の検索結果にAMPページが表示されるようになります。

直近では8月にAMP表示を拡大したモバイル検索を試験的に公開していましたが、今回、検索結果全体に反映する運びとなったようです。

ちなみに本日時点では、日本語のモバイル検索ではまだ導入されていないようです(マッハSEOのsearch team ではまだ未確認です。)
※導入確認ができれば、analyticsを活用し、トラフィックやユーザーアクションの変動データを蓄積していく予定です。

AMP は、モバイルサイトが瞬時に表示されるように簡易版 HTML で記述された軽量版 WEB ページのことで、AMP対応の有無は、検索結果の「AMP」マークで判別可能です。
現段階では、SEOへの影響はほぼなく、ユーザー体験は向上するだろうと想定されていますが、この辺りは実際のデータを確認してみなければ分かりませんので、引き続き状況を確認していければと思います。

AMP対応メリット

・サイトの立ち上がり速度が飛躍的に改善し、ノンストレスで閲覧、ページ遷移が可能
・ビジュアル面でユーザーへの認識率が高まる
・検索結果から、サイト閲覧前のユーザー体験が向上することで競合優位になる可能性あり

AMP対応デメリット

・導入までの工数がかかるケースあり
・AMPへの対応により、デザインが大きく崩れる可能性あり

参考サイト

Google Inside Search
https://search.googleblog.com/2016/09/search-results-are-officially-ampd.html

techcrunch
https://techcrunch.com/2016/09/20/google-brings-non-news-amp-links-to-its-mobile-search-results/amp/