月別アーカイブ: 1月 2008

スパム行為とペナルティ(2)

スパム行為の代表的なものを紹介していきます。
SEO対策の際に、誤って実践してしまわないように注意しましょう。

・過剰キーワード

ユーザーから検索されたいキーワードをWebページ(HTML)の中に埋め込んでいくという、SEO対策がありますね。でも、「じゃあ、たくさん検 索されるように書けるだけいっぱい埋め込んどこう!」などと発想してはいけません。理由は、1つのWebページにあまりにも多く同じキーワードが登場する と、検索エンジンからスパム行為とみなされてしまうからです。
Webページの文字数に対してキーワードは2~10%程度が適当と言われます。それ以上になると、検索エンジンから不自然なページだと判断され、ペナルティを受けかねません。ユーザーにとっても、過剰にキーワードが登場する文章は読みづらくてしょうがないですよね。

・隠し文字

「じゃあ、ユーザーの目に見えないようにしておけばいいんじゃない?」と考えて、白い背景に白い文字でテキストを設定してみたり、ものすごい小さい字を埋め込んでみたり、そんな工夫をしてはいけません。これもスパム行為とみなされます。

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スパム行為とペナルティ(1)

SEO対策を行うときに、もし「ルール違反」を犯してしまうと、検索エンジンから悪質なWebサイトだと判断され、最終的に検索結果ページにまったく表示してもらえなくなるケースがあります。(=検索エンジンのインデックスから排除される)
そんなことになったら、せっかくのSEO対策の努力もすべて水の泡です。大変です。そうならないために、「ルール違反」になる行為がどんなものなのかをきちんと知っておきましょう!

「ルール違反」はスパム行為とも呼ばれ、代表的なものには次のようなものがあります。

・過剰キーワード
・隠し文字
・リンク生成
・隠しリンク
・リンクファーム
・クローキング
・ドアウェイページ

次回から、1つずつ説明をおこなっていきます。

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検索サービスごとに個別のSEO対策が必要か?(4)

Yahoo!Japan、GoogleをターゲットとしてSEO対策を行う場合、全く異なった対策を別々に行う必要があるのでしょうか?
表示順位を決めるためのルールなどは検索エンジンそれぞれで独自のものですが、その中には共通した内容がたくさんあります!基本は同じですから、共通部分 からまずしっかり対応していけば、効率にSEO対策を行うことができます。これまでのおさらいも含めて、そのSEOの基本対策項目をリストアップしておき ます。

●内部対策
・ページ内に適切なマークアップ(タグ付け)を行う。
・ページ内にキーワードを適切に埋め込む。
・サイト内のリンクを充実させる。
・コンテンツを充実させる。

●外部対策
・優良サイトや同じテーマのサイトからの被リンクを増やす。

わからない項目があれば、過去記事などを参照してくださいね。

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検索サービスごとに個別のSEO対策が必要か?(3)

今日は、主要な3つの検索サービスについてのユーザーの利用シェアをみてみましょう。下記は「もっとも利用している検索サービスは?」の問いに対する国内の調査結果です。
・Yahoo!Japan 53.9%
・Google 32.7%
・MSN 2.1%
「インターネット白書2007」(インプレスR&D発行)より

しかし、昨年度の集計と比較するとYahoo!Japanは減少傾向にあるのに対し、Googleは利用率を上げているという状況でもありま す。(ちなみに世界的にはGoogleの方が利用率が高い)こうした傾向を考慮すると、現時点で日本限定でSEO対策を行うのであれば、 ”Yahoo!Japanをメインターゲットに、平行してGoogleにも対応する”、といったスタンスがもっとも効率的であるといえるでしょう。

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検索サービスごとに個別のSEO対策が必要か?(2)

前回につづき、各検索サービスの数だけ個別にSEO対策が必要なのかどうか検証しましょう。

検索サービスは複数存在しますが(Yahoo!Japan、Google、MSNサーチ、goo、excite、inforseekなど)、提供している検索エンジンは同じものであることが多いのです。
言い換えると、表示順序を決めるルールが同じである、ということです。

実際には、日本国内シェアの90%以上を次の3つの検索エンジンが占めています。
・Yahoo!JapanのYST
・Google
・MSNのLiveサーチ

ですので、検索サービスの数ではなく、検索エンジンの種類だけSEO対策を行えば網羅できるということになります。

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検索サービスごとに個別のSEO対策が必要か?(1)

あなたはどこの検索サービスを利用していますか?
日本では、Yahoo!Japanが最も広く利用されていますが、ついでGoogle、MSNサーチ、goo、excite、inforseekなどの複数のサービスが提供されています。

(問題)各サービスに同じキーワードを入力した場合、検索結果は同じでしょうか?
(答え)それぞれ検索結果が異なります。Yahoo!Japanで検索しても見つからないときに、Googleで検索すると見つかった、なんていう経験はないでしょうか?
これは、各検索エンジン側の表示順序を決めるルール(=アルゴリズム)が異なるからです。

それでは、各検索サービスの数だけ個別にSEO対策が必要なのでしょうか?

次回からこのテーマを解説してきたいと思います。

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検索エンジンの評価の仕組み(10):外部要因と最適化

前回の”リンクテキスト”に関する補足説明です。

・リンク数
・リンクテキスト
・外部サイトの質とテーマ

リンクを張ってもらう場合は、リンクしてもらう言葉(テキスト)に自分のキーワードを含めてもらえるようにWebページ上に明示しておきましょう。サンプルを書いておきます。

このサイトはリンクフリーです。リンクして頂ける際は、「ダイビング免許取得」でリンクをお願いいたします。

とか、もっと具体的に、

このサイトはリンクフリーです。リンクして頂ける場合は、こちらをコピーしてHTMLページに貼りつけて下さい。<a href=”http://www.aaa.com” >ダイビング免許取得</a>

といったようにしておけば、よりわかりやすいですね。

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検索エンジンの評価の仕組み(9):外部要因と最適化

基本的には数が多いほど良いとされる被リンクですが、その内容によっては評価が上がらないケースがあります。それでは、どのような被リンクを獲得するのが効果的なのかを見ていきましょう。

・リンク数
・リンクテキスト
・外部サイトの質とテーマ

同じ数だけ被リンクを張ってもらっている状態でも、検索エンジンの評価は次のようなポイントによって違ってきます。必ず留意しておきましょう。

<評価が上がる>
◎被リンク元のサイトが検索エンジンから高い評価を得ている
◎被リンク元のサイトが自サイトと同じジャンル(テーマ)の内容を扱っている
◎被リンク元のリンクテキスト(*)に自サイトのキーワードが含まれている

<評価が上がらない>
×被リンク元のサイトが検索エンジンから悪い評価を得ている
×被リンク元のサイトが自サイトと異なるジャンル(テーマ)の内容を扱っている
×被リンク元のリンクテキスト(*)に全く関係のないキーワードが含まれている

(*)リンクテキスト…HTML上の、<a>タグで囲まれた部分のこと。例:<a href=”http://www.abc.com”>ダイビングスクールならココです</a>

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検索エンジンの評価の仕組み(8):外部要因と最適化

外部要因としての評価のポイントは3つあります。今回はリンク数について学びましょう。

・リンク数
・リンクテキスト
・外部サイトの質とテーマ

基本的には、たくさんの外部サイトからリンクされている(=被リンク)ページは「人気がある」あるいは「信頼されている」ページであると検索エンジ ンから評価されます。ですが、被リンクは自力でできるわけではないのですこし厄介ですね。他者の目にとまり、被リンクを少しでも多く獲得するための対策を いくつかあげておきましょう。

●サイト上で”リンクフリー”を表示
(*)外部サイトが自サイトへのリンクを張る際、許可申請などが不要であること
●ディレクトリ型検索エンジンへ登録
(*)Yahoo!カテゴリが有名。Yahoo!にWebサイトを審査してもらい、有益であると認められればカテゴリー登録してくれるサービス
●ソーシャルブックマークへ登録
(*)気に入ったWebページのブックマークをインターネット上に公開して多くのユーザーで共有できるサービス

ただし、注意点として、やたらと被リンクの数が多いだけではいけないケースもありますので次回解説します。

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検索エンジンの評価の仕組み(7):外部要因と最適化

これまでは「自社のWebサイトそのもの」に対して、検索エンジンが行う評価のポイント(=内部要因)と対策について見てきました。今回からは、「自社のWebページと外部のWebページとの関係性」に対しての検索エンジンが行う評価ポイント(=外部要因)を学びます。

最近の傾向では、内部要因よりも外部要因に比重を置いている(7~8割)検索エンジンがほとんどですので、しっかり理解しておきましょう!

さて、「自社のWebページと外部のWebページとの関係性」とは何のことでしょうか?
これは自社のWebページが外部のWebページからどのようにどれだけリンクされているか、ということです。検索エンジンはそれを調べて評価を行います。 ですので単純にいうと、外部からのリンクをいかに増やすか、がこの対策のメインになってきます。但し、そのリンクの内容によっては評価を下げてしまうケー スもありますので、むやみに増やせばいいというものでもありません。

次回からは、その理由も含め、次のポイントについて解説していきます。

・リンク数
・リンクテキスト
・外部サイトの質とテーマ

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