月別アーカイブ: 12月 2007

SEOにおける有料リンクの取扱について

今年に入ってから米国、Googleから押し寄せてきた「有料リンク騒動」、様々な見方が飛び交っていますが、日経ネットマーケティングでは、ページランクがどの程度下がるとか、具体的なことが書いてあり面白いので紹介しておきます。

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SEOの効果はどうやってわかるの?

SEOの効果の測り方についてとり上げてみましょう。

まず、SEOの目標とする効果のおもなものは、
・検索結果順位の向上
・アクセス数の増大
・売上・問合せ・資料請求数の増大

など、さまざまです。

これら、SEO効果の測定は、それぞれの件数の増減によって数値データとして測ります。
しかしながら「検索結果順位」以外の成果については、それが上位表示の結果もたらされたものなのか、ほかに要因によるものなのか、判断しにくい面があります。

そこで、これらの情報を詳細に調査できる方法として、「アクセス解析」という方法を用います。これは、専用ツールなどを使うことで、
・Webページが見られた回数
・Webページを見た人数
・Webページへのアクセス元
・検索に利用した検索エンジンおよびキーワード
・サイト内でのページ遷移
といった情報を詳細に分析することができる調査手法です。

(*詳しくはこのブログの後半で解説予定です。)

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SEOの具体的な手法

SEOの手法には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。現在、多くの検索エンジンサービスは、下記の2つの基準でWebページを評価し、順位を決めています。
<検索エンジンの評価基準>
A.あなたのWebページそのもの
B.あなたのWebページと他のWebページとの関係性

この基準にあわせて、SEOの手法も大きく2つに大別されます。

<SEO対策(A.)>
まずは、ユーザーが指定するであろうキーワードが、Webページに掲載されていることが基本です。しかし、競合するページが多く存在する中で上位表示させるには、さらなる対策が必要です。主なものとしては、
・キーワードの掲載量を増やす
・キーワードをWebページ内の適切な位置に配置する
・Webページ内でキーワードを含むリンクを増やす   ...などがあります。

<SEO対策(B.)>
あなたのWebページがほかのWebページから多くリンク(*注1)されていれば、検索エンジンサービスはそのページは人気があり、信頼されているという判断をします。この対応として、
・ほかのWebページからリンクを、ある程度の量を想定して張る
・ほかのWebページからリンク指定されているテキスト(*注2)にキーワードを含める

...などを行っていきます。

(*注1)他のWebページからのリンクを被リンク(バックリンク)と呼びます。
(*注2)HTMLデータ内で、a要素によってリンクとして定義されているテキストデータなどのこと。

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SEOのメリット

一般の広告と比較しても、SEO対策がもたらしてくれるメリットはとてもたくさんあります。

1.効率のよい広告ができる。
ネット上で検索しているユーザーは、すでに商品の購買を検討している人が多く、顧客となる可能性が高いのです。そのため、たいへん効率のよい宣伝効果があります。

2.コストが無料で、長期掲載!
実際の広告では『長期間の露出』=『期間相当のコスト』が必要です。
これに比べてSEO対策では、かなり低予算で『長期間の露出』を実現することが可能です。その理由は、SEO対策を行い、いったん上位表示されれば、その後は比較的長期にわたって、上位を維持することができるからです。

3.企業の信頼性があがる。
検索サイトでの上位表示は、スポンサー企業などが広告代を支払って行うものではありません。したがって、うわべの認知度だけでなく、「多くの人に指示されている」と認識され、質のよい信頼性が高まります。

このほかにもさまざまな相乗効果があります。
例えば、Webサイトが多くの人の目に触れることによって、自分のWebページ上でリンクを張ってくれるユーザー、ソーシャルブックマーク(*注)などに登録してくれるユーザーもいるでしょう。マスメディアなどの編集者の目にとまり、記事として取り上げらる可能性もあるのです!

(*注)よく使うサイトのアドレスを登録しておく「ブックマーク」「お気に入り」をネットワーク上に保存し、他のユーザと共有するサービス

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『Webサイトの充実』+上位表示=売上UP!

企業がインターネットに進出する第一の目的は、いうまでもなく売上の向上でしょう。

製品やサービスを提供するステップとしては、まず、販売する製品・サービスを考えて作りだし、次に、それをたくさんのユーザーに知ってもらうために宣伝・広告などを行いますよね。
インターネットの世界でもまったく同じです!
上位表示(=宣伝)は、Webサイト(=お店、製品・サービス)への誘導の「きっかけ」をつくるに過ぎません。

もしあなたのWebサイトがYahoo!Japanなどの検索結果ページの上位に表示されたとしてもユーザーがクリックしてくれなければ意味があり ません。また、ユーザーがクリックしてWebサイトへ訪れたとしても情報が見にくかったり、製品やサービスに魅力を感じられなければ、すぐにそのWeb ページは閉じられてしまいます。

単に上位表示だけを目指してやみくもにSEO対策を行い、集客だけに力を注いでも売上はUPしません。
これからSEO対策を行ってくなかでも、このことは常に意識しておきましょう!

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