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SEOのランディングページ最適化(LPO)でコンバージョンが17%向上した成功事例

SEOで上位表示を実現しても、サイトがお客様を拒んでいる例は多くあります。SEOでいざページにランディングしていただいたら、次にやるべき は、PVPP(Page View per Person=訪問者一人当たりのページビュー)を向上させ、コンバージョンに繋げることです。LPOをすすめる上でのいくつかのTipsをご紹介してお きましょう。

  1. 現状を把握する
    1ページ目の離脱率は?(2ページ目、3ページ目は?何ページ以上見たら、購入率は高まる?)
    どのようなキーワードで、どのページにランディングしているのか?どのケースが離脱が多い/少ないのか?
    この段階で問題点の仮説をたてる
  2. 目標値を設定する
    各段階での離脱率を何%まで落とすのか?コンバージョンレートを何%向上させるのか?
  3. テストを実行する
    ユーザー属性 / ユーザー経験 2つの観点から最適化したランディングページ案が望ましい。
    例えば、Referする検索エンジンによってユーザーの行動が異なることはよくある。
    さらに、「プラズマTV」で検索してきた人には関連するプラズマTVを、「日立 プラズマ」で検索してきた人には、関連する日立製品(TVやDVDプレーヤ)が目に飛び込むようにする。
  4. ナビゲーションメニューの最適化
    ナビゲーションのメニューがユーザビリティーに重要であるとか、確かにその重要性は否めないが、上記3のような、購買に結びつくページ内のリンクが何より大切なのである。
    さてメニューの最適化については、一目でサイト全体の品揃えがわかるような配置にするのが重要である。画面内に、探しやすく、見やすく配置する。 amazon.comは一つ参考になるかもしれない(巨大な品揃えであるという点において。だがインターフェイスは年々複雑に見難くなっているのは残念 だ)。
    そこでカテゴリの分割・統合、再設計を行う。

このようなプロセスを経て、17%ものコンバージョン向上を果たした例があります。年間10億円を販売するサイトであると、なかな良い成果ではない でしょうか。SEOでまずは集客数(訪問者数)が増大しなければ何もはじまらない、ということもありますが、投資判断として、しっかりとした指標に基く分 析と判断を行っていただきたいと思います。

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