SEO企業の品格

SEO企業というのは、様々な企業のビジネスを支援するのがその使命。だが大半の企業は積極的には使っていなくて、積極的に使っているのは、個人事業主のほうだと思います。それも、かなり我流でやんちゃなやり方ですが。

一方で、私たちが今もっている力を使えば、個人事業主の方がやっているように、自分達の直接の収益のために使うことができます。それも、蓄えられた ノウハウ、コンテンツ力を使えば、莫大な収益が入るということになります。果たしてこれがよいことなのかどうなのか、ということをよく考えます。

というのも、単に情報の中継点として、その手のお金の稼ぎ方にはどうも自分の中で釈然としないものがあり、正直あまり良い印象ではありませんでし た。ただ、もしかすると、企業はそれに対して喜んで対価を支払っており、また企業から多くの対価が得られるようなサイトの運営者は、やはり消費者にとって も価値のある情報を届けているのではないか。企業単体が自分自身ではできないことを、そういう個人メディアが補い、価値を生み出している可能性もなくはな いのではないか?

まだまだ、このような形にSEOの技術を使うのは気が進みませんが、最終的には全ての消費は情報の圧力でフラット化し、消費メディアも一つのプラッ トフォームに集約されるのが経済合理性からいうところのリーズナブルな着地点であることを考えると、まったく自分の考え方は何世代も取り残されてしまった ものなのかもしれません(最近の携帯電話による情報空間と自分がすむ世界との乖離を大きく感じるように)。

とはいえ、人間が人間らしい営みができている世界が理想です(というと、ITやっているのがどないやねん?という話になってきますが・・・笑)。果 たして消費の果てしないコモディティ化、フラット化の先にあるものは何なのか、そのときにSEOはあるのか(笑 皆さんはどうお考えでしょうか。

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