ベニスアップデートとは

検索結果に位置情報を含んだ最適な結果を表示する仕組みのこと。

地域性の高いキーワードで検索をした場合に、検索キーワードに地域名を入れなくても、その地域の最適な検索結果が表示される。

秋田県にいるユーザーが「歯医者」と検索キーワードを入力して東京の歯科医のページが出てきても検索結果がマッチしていないために、そのユーザーにとってはそのページが不要となる場合が多い。

そのような問題を解決するために地域性のあるキーワードに関しては現在地の近隣の情報をアップする、アルゴリズムの変更がベニスアップデートである。

スマホSEOとは

スマホSEOとはSMARTフォンサイトがスマホで検索された時に、SEO対策を実施されている状態のことを指す。

スマホSEOのポイントは以下の点が基本となる。

  • モバイルフレンドリーなサイトであること
  • モバイルサイトの設定が正しく反映されていること

特に、モバイルサイトの制作方法によって必要な設定は変わるので、対応方法が不明な場合は専門家に依頼することをオススメする。

アノテーションとは

注釈という意味を表す英単語。プログラミングでは、コード内に登場する要素に対してmetaデータを追記できる仕組みのことを言う。プログラムに対して注釈を追加できる機能で、コメント機能とは違いプログラムに追加で指示を出す性質を持つ。SEO関連でも、Webサイトのアノテーションの設定が重要となる場合がある。

gTLDとは

gTLDは、Top Level Domainの一種で、.tokyoなど地名を表すものや、.bikeなど特定の物を表すものもある。現在の時点では400以上のgTLDがあり、多くのgTLDからドメインを選択することができる。しかし、このgTLDがメインの商材に由来するからと言って、SEO上有利に働くことはない。そのことを理解した上で、ブランディングやユーザー目線でドメインを考えた時に最適なモノを選択することが重要となる。

自然言語処理とは

自然言語処理は言語の意味マシンが理解するための技術のこと。その要素は形態素解析、構文解析、文脈解析、意味解析などに分けられる。検索の技術においては、GoogleのNow on tapに見られるようなユーザーが話題にしていることを理解し、その場で情報を提供するためにも用いられている。

Now on tapとは

GoogleNowの新機能で、Android Mで使用可能となる機能。ユーザーがその時話題にしていることを自動的に解釈して、最適な答えを出してくれるサービスである。

「その時話題にしている」ということが重要なポイントであり、ユーザーは自ら検索しなくてもAndroidのホームボタンを長押しするだけでほしい情報が手に入る仕組みとなっている。

例えば、メールで新作映画を観に行こうと友人に誘われたり、明日の夕方、東京駅周辺でワインが飲めるお店に行こうという招待があったときにホームボタンを長押しすれば、GoogleNowが自動的に東京駅周辺のワインが飲める店舗情報や、新作映画のレビュー情報を表示してくれる。

その間、ユーザーはメールを閉じること無くシームレスに関連情報を得られることができる。

これらの機能はユーザー同士がその時会話している意図を自動的に読み取る自然言語処理、ナレッジグラフなどがバックグラウンドの機能として稼働している。

Now on tapはこれから利用機会が拡大することが予想されることから、近い将来日本で実装され、Now on tap最適化の時代が来ることも、視野に入れておく必要がある。

形態素解析とは

SEO対策に用いられている自然言語処理手法で、文章の持つ意味の最小単位に分解して、フレージの内容を判断する技術のこと。

ユーザーが検索をするとき。検索エンジンは一度形態素解析によって文字を細分化してから、無駄な情報を省いて検索結果として表示させている。

アンサー度とは

アンサー度はユーザーが入力する検索語句に対して、どの程度的確な検索結果を返せているかという度合いを表す指標の1つである。

このアンサー度の正確性を高めるなら、ユーザーが何を期待しているかということを把握できている必要がある。

そのキーワードが何を求めているかを理解することが重要ということである。

その上で、検索語句のテーマの一致、多様性、検索語タイプの3つの基準によってアンサー度が決定される。

離脱率とは

Webサイトを評価する上で、重要な項目の1つに離脱率という指標がある。

離脱率と言うのは、そのページを離脱したユーザーの割合を%で表示する指標のことを言う。

離脱数÷ページビュー数=離脱率という計算になる。

ユーザーはサイトを閲覧している以上、必ずどこかのページで離脱をするので、離脱率が高い=ページが評価されていないという認識は誤った解釈を生んでしまう可能性がある。

しかし、Webサイトを運営する目的上、ユーザーに遷移してほしいページであれば離脱率が高いと悪影響を及ぼすことになる。

離脱率を測る上では、「そのページが離脱率が高くても良いページか、あるいは離脱を極力少ない水準にしておきたいページか」という判断基準を持っておく必要がある。

離脱率に関してはそのサイトの運営目的などによるので、一概には言えないが、お問い合わせページや商品詳細ページなど、アクセスしてほしいページの離脱率が高い場合は、一度見直す必要がある場合が多い。

マシンリーダブルとは

主に検索エンジンがサイトの見つけやすさを言及する際に用いられる。

従来の内部施策という観点ではなく、検索エンジンのインデックスされ安さ。情報の可読性という意味で使われることが多い。

今後の検索エンジンはよりユーザー視点で設計されてくることになるので、ユーザーが読みやすい情報である必要がある一方で、ユーザーとは別で検索エンジンが読みやすい情報整理がマシンリーダブルと言われる。