このタイトルテーマについては度々当社としてもご相談をいただきます。
結論としては、「クリック率のデータを計測しているが、ランキングには使っていない」ということがGooglewebマスターオフィスアワーなどで語られています。
ランキングアルゴリズムの改善のためにGoogleでは様々な実験をしていると言われていますが、クリック率のデータは実際にトラッキングされていることが明らかとなっています。
しかし、あくまでもそれらは調査的な意味合いにおいて、様々なユーザー毎のクリック率データを計測しているにすぎないということです。
クリック率は検索の品質を決定する上で考慮されるべき指標で、検索順位が高いのに直帰率が高いという場合はユーザーの検索意図とマッチしていない可能性も考えられますが、直帰率が高いからといってすぐに検索ランキングが落ちるということにはなりません。
そもそも直帰率が高くても、ユーザーが知りたかった情報を満たせている場合もあります。さらに検索結果よりも上部に表示されるプレミアムポジション(キーワード:30年前の総理大臣 など)に表示される場合、そもそも自然検索結果をクリックする必要性がなくなってまいります。
そのように検索ワードの影響も受けることから、クリック率で検索ランキングを決定するという仕組みは現在のところ確認されていません。
また、クリック率に関する新しい動きなどございましたら当新着情報でもお届けさせていただきます。